泡瀬・辺野古・やんばる/沖縄大問題ツアーを実施しました

ラムネットJエコツアー担当 陣内隆之

 大問題山積の沖縄ですが、ラムネットJでは、そんなホットスポットを巡るエコツアーを実施しました。フレッシュな6名の女性陣vs NGO活動にくたびれたオヤジ7名(笑)が全国から集まり、濃密なツアーとなりました。浦島悦子さんはじめ現地の皆さんが本当に親切に案内してくださり、とても勉強になりました。泡瀬干潟や佐敷干潟では、干潟初体験の女性陣から上がる歓声のハーモニーがとても新鮮で、自然体験の楽しさや大切さを改めて感じました。実際に辺野古の海や泡瀬干潟を見て、ここが埋め立てられるのかと思うと、建設計画の無茶ぶりが実感できました。高江の米軍ヘリパット建設が地元住民の脅威となっていることも学びました。また、沖縄では米軍基地問題が生活と密接に関係していることが実感でき、とても考えさせられました。やんばるの森で進むダム建設現場を見て、公共事業に依存する沖縄の一面に心が痛みました。
 現場の皆さんとの交流が深まり、また参加された皆さんそれぞれにツアー体験を自身の行動に活用されているようで、とても有意義なツアーとなりました。

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泡瀬干潟で自然観察をするエコツアー参加者。
遠方に見える白い堤防状の構造物が埋め立て予定地を囲んだ「護岸」。
(ラムネットJニュースレター Vol.1より転載)

2009年07月09日掲載