CBD-COP10 フォーラム:日韓を中心とした湿地と生物多様性に関するホットイシュー(10/22)

 ラムネットJとCBD市民ネット湿地部会は、2010年10月22日に名古屋の生物多様性条約第10回締約国会議(CBD-COP10)でのイベント「生物多様性交流フェア」の会場で、日本と韓国の湿地保全に関するフォーラムを開催します。



フォーラム:日韓を中心とした湿地と生物多様性に関するホットイシュー

●日時:10月22日(金)18:00〜20:00
●主催:CBD市民ネット湿地部会、ラムサール・ネットワーク日本
●会場:名古屋国際会議場隣接・生物多様性交流フェア会場
    名古屋学院大学体育館内 フォーラム小会場2

 湿地は、生物多様性の宝庫であり、私たちの暮らしを支える大切な環境。渡り鳥などの命を守るためには、国際的な保全協力も欠かせません。しかし近年、特に沿岸湿地は、様々な開発によって破壊されてきました。ポスト2010年目標の策定にあたっては、破壊の歴史を反省し、保全・再生へと転換する決意が各国に求められます。中でも議長国である日本、そしてラムサールCOP10を開催した韓国政府は、その責任を痛感しなければなりません。今、足下で進められている破壊を止めることなしに、生物多様性の保全を語ることは許されません。
 このフォーラムは、日韓のホットスポットの現状を検証し、世界に向けて発信していくことを目的としています。

【プログラム】
●日本のホットスポット
泡瀬干潟 屋良朝敏(泡瀬干潟を守る連絡会)
諫早湾  堀 良一(よみがえれ!有明海訴訟弁護団)
上関原発 高島美登里(長島の自然を守る会)
吉野川  井口利枝子(とくしま自然観察の会)
三番瀬  立花一晃三番瀬を守る署名ネットワーク)
●韓国のホットスポット
沿岸湿地(江華島周辺、セマングムなど)コイチソン(グリーンコリア)
4大河川整備事業 マヨンウン(韓国環境運動連合)
●まとめ

【お問い合わせ】
ラムサール・ネットワーク日本
TEL/FAX:03-5842-1882
電子メール:info☆ramnet-j.org(☆印は@に置換)

2010年10月12日掲載