「湿地のグリーンウェイブ2011」報告

冊子「湿地の生物多様性を守る」も完成!

 ラムネットJの呼びかけで開催した「湿地のグリーンウェイブ2011」には、4月から6月にかけて全国各地で42の団体が、観察会や田植えなど、さまざまな取り組みで参加しました。環境省の「グリーンウェイブ2011」にも湿地部門での参加として報告を済ませ、同ウェブサイトに簡単な報告が掲載されています。ラムネットJのウェブサイトにも参加団体からの報告を掲載していますのでご覧ください。地域で実施されるこういった取り組みを、広く全国に伝えることも大切です。

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東京港野鳥公園での田おこし

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NACS-J自然観察指導員東京連絡会による多摩川河口干潟観察会

 グリーンウェイブのマニュアルとして活用していただくための冊子「湿地の生物多様性を守る」も10月に完成しました。大幅に遅れてしまったことをお詫びいたします。冊子は開催団体はじめ、地方自治体、条約湿地、NGO、JA、生協、学校、議員などに配布します。国連生物多様性の10年(2011〜2020年)の期間中、継続して使えるように工夫をしていますので、各地でご活用くだされば幸いです。冊子をご希望の方は、上記の要領でラムネットJ事務局までお申し込みください。
 湿地のグリーンウェイブが近隣地域やほかの団体へと広がり、やがては全湿地がカバーされ保全できるよう、次年度の開催に向けて、みなさまのご意見等を募集しています。地域によっては、たとえばトノサマガエルやアキアカネなど、わかりやすい生物をテーマにした取り組みなども考えられると思います。湿地のグリーンウェイブへのご意見と企画へのご参加をお待ちしています。(安藤よしの)


この冊子をご希望の方は、送料(諸費含む)として180円分の切手を同封してラムネットJ事務局までお送りください

(ラムネットJニュースレターVol.7より転載)

2011年11月22日掲載