利根川シンポ「生物多様性から考える利根川河川整備計画」1/19東京で開催

 ラムサール・ネットワーク日本では、利根川流域市民委員会、水源開発問題全国連絡会との共催で、2013年1月19日に東京。水道橋の全水道会館で、利根川シンポジウム「ウナギが問う! 生物多様性から考える利根川河川整備計画」を開催します。みなさま、ぜひご参加ください。当日はこちらのチャンネルでUstream中継も行います。



利根川シンポジウム
「ウナギが問う! 生物多様性から考える利根川河川整備計画」

 今や絶滅危惧種に指定されようとしているニホンウナギ。 利根川水系はかつて全国の1/3のウナギの漁獲を誇る川でした。河口から山あいまで、随所で採れる多様な生物を育む自然豊かな川でした。しかし、ダムや河口堰の建設、霞ケ浦の人工貯水池化が進められるなど、次々と人の手による改変が行われ、利根川水系の自然は昔の面影を失ってきました。
 その利根川水系の環境を左右する「利根川水系河川整備計画」を今、国土交通省は作ろうとしています。ところが、そこには生物多様性から利根川水系のあり方を考える視点は見あたりません。ウナギに象徴される利根川水系の豊かな自然を取り戻すためには河川整備計画をどのように策定すべきでしょうか。
 生物多様性の視点から利根川水系を考えるシンポジウムを開きます。是非、ご参加ください。

●日時:2013年1月19日(土)午後1時30分〜4時30分
●会場:全水道会館・大会議室(4階)【地図】
 〒113-0033 東京都文京区本郷1-4-1 TEL 03-3816-4132
 JR水道橋駅東口(お茶の水寄り)徒歩2分
 都営地下鉄三田線水道橋駅A1出口徒歩1分
●参加費:500円

●プログラム
司会 まさのあつこ(ジャーナリスト)

【報告と問題提起】
・利根川水系河川整備計画の策定をめぐる経過
  嶋津暉之(利根川流域市民委員会)
・利根川をラムサール条約湿地へ!
  浅野正富(ラムサール・ネットワーク日本)
・ウナギが遡上するかつての利根川へ!
  浜田篤信(元・茨城県内水面水産試験場長)
・生物多様性の保全と河川整備計画
  花輪伸一(ラムサール・ネットワーク日本)
・霞ヶ浦も地域もウナギで元気に
  飯島 博(アサザ基金)
・渡良瀬遊水池の湿地再生を!
  高松健比古(渡良瀬遊水池を守る利根川流域住民協議会)
【討論】

●主催:利根川流域市民委員会、ラムサール・ネットワーク日本、
    水源開発問題全国連絡会

●お問い合わせ
利根川流域市民委員会(深澤洋子)TEL&FAX 042-341-7524 携帯 080-5372-4084
八ッ場あしたの会群馬事務局(渡辺洋子)TEL 027-253-6706

2013年01月13日掲載