にじゅうまるCOP1でラムネットJによる分科会を開催します

 生物多様性条約・愛知目標の達成に向けた取り組み「にじゅうまるプロジェクト」の第1回パートナーズ会合「にじゅうまるCOP1」が、2月に大阪で開催されます。ラムサール・ネットワーク日本(ラムネットJ)も、共催団体としてこの会合に協力し、湿地の生物多様性の保全をテーマにした2つの分科会を開催します。みなさまのご参加をお待ちしています。

第1回にじゅうまるプロジェクトパートナーズ会合
にじゅうまるCOP1

●日 程:2014年2月15日(土)〜2月16日(日)
●場 所:大阪府立大学 I-siteなんば
      大阪市浪速区敷津東2-1-41南海なんば第1ビル2・3階
      TEL 06-7656-0441(代)
      南海電鉄なんば駅(中央出口)徒歩約12分
      南海電鉄高野線今宮戎駅徒歩約6分
●主 催:国際自然保護連合日本委員会にじゅうまるプロジェクト
●共 催:ラムサール・ネットワーク日本、他
●プログラム
     15日:全体会合、記念フォーラム、ポスターセッション、交流会
     16日:分科会
●参加申し込み(事前登録が必要です)
     参加ご希望の方は下記のウェブサイトからお申し込みください。
     にじゅうまるCOP1 ウェブサイト http://bd20.jp/cop1/
 
【ラムネットJによる分科会 1】
湿地のグリーンウェイブがつなぐ人と自然
(世界湿地の日記念行事)
●日時:2月16日(日)9:30〜11:30
●会場:I-siteなんば 2階 S1室(←S5室から変更になりました)
●プログラム
(1)話題提供
  ・国連生物多様性の10年「グリーンウェイブ2014」について
     河野 通治
     (環境省自然環境局自然環境計画課生物多様性施策推進室室長補佐)
  ・湿地のグリーンウェイブについて
     安藤よしの(ラムネットJ)
  ・吉野川河川流域の保全
     井口利枝子(とくしま自然観察の会)
  ・九重ふるさと自然学校の取り組みと、
    くじゅう坊ガツル・タデ原湿原の現状について
     川野智美(九重ふるさと自然学校 代表)
  ・沖縄の干潟の生物多様性の現状
     安部真理子(日本自然保護協会)
(2)ワークショップ
  行動型のCEPA活動としてグリーンウェイブをさらに拡げ、
  地域の湿地を守るために、取り組むべき課題や、
  2020年までの目標設定、行動計画などについて話し合います。
(3)発表とまとめ

【ラムネットJによる分科会 2】
田んぼから始まる!生きもののにぎわい 〜2020年、目標達成に向けて〜
(世界湿地の日記念イベント)
●日時:2月16日(日)13:30〜15:30
●会場:I-siteなんば 2階 C1室
●プログラム
(1)話題提供
  ・田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト行動計画の達成状況
     呉地正行(ラムネットJ共同代表)
  ・登米市生物多様性地域戦略と田んぼの生物多様性向上
     小泉一誠(登米市環境政策係)
  ・生物多様性が向上するような農法の実施で変わってきたこと
     本田耕一(徳島の有機農家)
  ・人にも生きものにも良い「食」をめざして
     橋部佳紀(株式会社アレフ)
(2)意見交換 コーディネーター:斉藤光明(オリザネット)
  2020年までに田んぼ10年目標(愛知目標の田んぼ版)を達成するために、
  田んぼ目標の達成度や行動計画の見直しについて、意見交換を行います。
(3)発表とまとめ

※2月15日(土)18:00からの交流会では、以下のプログラムもあります。
・「世界一田めになる学校in豊岡」のインターネット中継
  (子ども田んぼ行動計画の作成について)
・韓国NGOからの発表「CBD/COP12の準備状況について」

※ラムネットJでは、にじゅうまるCOP1に先行して2月14〜15日に同じ会場で、CBD/COP12に向けた日韓NGOミーティング(第9回日韓NGO湿地フォーラム)を開催します。詳しくはこちらのページをご参照ください。

2014年01月25日掲載