第3回 田んぼ10年プロジェクト全国集会(8/20 東京)

 ラムサール・ネットワーク日本(ラムネットJ)では、第3回 田んぼ10年プロジェクト全国集会を、2017年8月20日(日)13時から、東京・秋葉原で開催します。皆さま、ぜひご参加ください。



第3回 田んぼ10年プロジェクト全国集会
─ 持続可能な田んぼを考える 

●開催主旨
多くの生きものが暮らすことができる水田稲作の拡大を目指し、国連食糧農業機関(FAO)の持続可能な農業プログラムの主席オフィサーであるマティアス・ハルワート氏を招き、農業、自治体、流通・販売、市民調査など田んぼと生き物を支える様々な方々からそれぞれの取り組み等の話を聞き、これらを踏まえて、田んぼ10年プロジェクトの成果と今後の課題、方針について議論を深めます。

●開催日:2017年8月20日(日)13:00〜17:40
●場 所:秋葉原ビジネスセンター AP秋葉原会議室
     〒110-0006東京都台東区秋葉原1番1号
     https://www.tc-forum.co.jp/kanto-area/ap-akihabara/ak-base/

●プログラム

1.基調報告
1)呉地正行(ラムネットJ 共同代表・水田部会部会長)
  『「田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト」とその進捗状況』
2)マティアス・ハルワート
 (国連食糧農業機関(FAO)持続可能な農業プログラム 主席オフィサー)
  『持続可能な食料および農業と国連持続可能な開発目標(SDGs)のための
   FAO共通ビジョン―水田の生物多様性の例、
   そして人々・暮らし・自然に対するその重要性』
  *逐次通訳

休憩・ポスターセッション・試食・試飲(協力:コープデリ連合会他)

2.各セクターの取り組み事例報告
1)農業者:稲葉光國(民間稲作研究所)
  『生物多様性を活用した、循環型低コスト有機稲作』
2)市民団体:岩渕成紀(NPO田んぼ代表)
  『持続的な発展目標SDG'sと水田農業 田んぼの生物多様性がもたらすもの
   〜田んぼの生きもの認証制度の可能性を探る〜』
3)生活協同組合:小林新治(コープデリ生活協同組合連合会副理事長)
  『生産者と消費者のフードチェーンで繋がる田んぼとお米と環境と』
4)地方自治体:鮫田 晋(いすみ市農林課)
  『学校給食全量有機米の取り組み』

3.パネルディスカッション
  『田んぼの生きものが支える食の地域循環とその未来』
   パネラー:
    M.ハルワート(FAO)
    中川一郎(農林水産省大臣官房政策課環境政策室長)
    古沢広祐(國學院大學教授)・稲葉光國(民間稲作研究所代表)
    呉地正行(ラムネットJ共同代表)
   モデレーター:浅野正富(ラムネットJ事務局長)

●主 催:特定非営利活動法人ラムサール・ネットワーク日本
●協 力:いすみ市、NPO田んぼ、民間稲作研究所、
     コープデリ生活協同組合連合会
●後 援:農林水産省、環境省、国際自然保護連合 日本委員会(IUCN-J)、他

●参加費:無料(資料代 500円)
●参加申し込み
《WEBフォームから》https://goo.gl/xhFTLx より入力ください。
《メール・FAX・電話から》1〜7をお知らせください。
 1.お名前、2.ご所属、3.メール、4.電話、5.住所(都道府県)、
 6.ポスター展示の希望の有無、
 7.このイベントを知った媒体(メール、チラシ、友人、その他)

●問い合わせ先
 Eメール info☆ramnet-j.org(☆は@に置換) TEL&FAX 03-3834-6566
 (担当:ラムサール・ネットワーク日本/後藤)
 ※人数確認のため事前登録にご協力ください。直前まで可。
  当日参加の方は入口で受け付けできます。

*「田んぼの生物多様性向上10年プロジェクト」は、2010年に名古屋で開催された生物多様性条約第10回締約国会議で、生きものの豊かさを10年間かけて取り戻す「愛知目標」を、田んぼを通じて実現するために、ラムサール・ネットワーク日本が立ち上げました。環境省、農水省、地元自治体とも連携し、各地で田んぼの生きものに関心を持つ人々の環を広げる活動を行っています。現在200近い個人、団体の方がこの活動に参加しています。

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チラシ PDFファイル

2017年08月04日掲載