イベント情報

■神奈川県

NPO法人小田原食とみどり

たんぼの学校「生きもの観察」

●日 時:2017年7月9日(日)
●場 所:小田原市上曽我2903 「かかしたんぼ」
●問い合わせ:TEL 080-5016-0465
http://www.shoku-midori.or.jp/
※限定イベント:グループ内のイベントのため一般からの参加者の募集はありません。

 「たんぼの学校」は、消費者主導型でお米を作り続け、今年で16年目。毎年参加者を募り、初級コースからマイたんぼまで120名ほどが、農薬に頼らず緑肥や堆肥など有機のみで生物多様性を重視した米作りをしています。観察会を実施するのは初級コースの「かかしたんぼ」で、3歳以上の子どもたちが沢山参加するコースです。4月には籾を蒔いて苗作り、6月の田植えは昔地域で使われていた「田んぼ定規」を使って手で植え、4回の草取り、手刈りの稲刈りと一連の作業をしています。
 神奈川県が品種改良した新種の「はるみ」を植えます。講師は毎回「生きもの係」林鷹央氏にお願いしています。



【湿地・団体紹介】
 NPO法人小田原食とみどりは、都市市民と農漁村市民の融合と、自然と人が共生できる環境保全・地域資源循環型の社会の構築を目指し、心豊かな生活空間の創造に寄与することを目的に2004年に設立され、現在じは年間参加延べ人数は3000名ほどです。
 耕作放棄地を活用した「農の学校」や、地域農産物の「玉ねぎ」や「菜ばな」、食農教育として取り組みやすい「さつま芋」のオーナー制度などを、生物多様性を重視した農法で食農教育・環境教育の視点で企画運営しています。昨年は、自由に農作物を栽培したい人向けの会員向け「エコな貸農園」も開設しました。生産者の協力で運営する果樹の学校以外は、全圃場で、農薬・化学肥料の使用は禁止しています。生協や企業の研修の場としてのプログラムの実施や体験ツアーの受入もしています。
 小田原曽我地域を中心に展開する農の学校は、年々広がり現在は「たんぼの学校」「はたけの学校」「果樹の学校」「ハーブの学校」に300名が年間登録し、経験年数や対象作物により8コースに分かれて活動しています。
 たんぼの学校は、全部で9枚の田んぼ(≒8000m2)を、地主から「利用権設定」という制度のもと期限付きでお借りして耕作しています。「春みずたんぼ」(固有名称)では、「NPOたんぼ」理事長岩渕成紀氏の指導で、水口に「ビオトープ」を作りオダワラメダカを育てたり、コンクリートの境界には内側に60センチほどのあぜ道を作り、冬水田んぼの実験にも取り組みました。一昨年は東京大学鷲谷教授主催の「世界一田めになる学校」の観察圃場としても協力し、全国から参加した4市の子どもたちと神奈川の子どもたちも生き物調査を通じて交流しました。
 「かかしたんぼ」では毎年生きもの観察に取り組み今年が第10回目になります。
 また、地元NPOあしがら冬水田んぼの会の鴨の実験圃場としても協力して、15年生物多様性を重視して来た田んぼには夜間鴨が餌場として飛来することがわかり、活動がわかりやすい形で参加者にも伝えることができました。