イベント情報

■福岡県

ウエットランドフォーラム

春の博多湾の風物詩 和白干潟で潮干狩り

●日 時:2017年4月23日(日)13:00~1::00
●場 所:和白干潟・海の広場(福岡市東区和白4丁目海岸)
●参加費:無料
●問い合わせ:TEL 080-5251-8677
http://wetland.blue.coocan.jp/

【潮干狩り】は、地域の人々が昔から楽しんで来た春の風物詩です。 たくさんの人が干潟の恵みを受け取りながら、干潟を耕します。
このあたりまえの伝承が干潟の環境を守ることにつながります。 アサリのことを少し勉強をして、和白の懐かしい話しを聞いて、潮干狩りチーム対抗潮干狩りにチャレンジしよう!!

※福岡県漁業調整規則では、3センチ以下のアサリを採ることが禁止されています。



【和白干潟】
 和白干潟は、博多湾の東奥部に広がる約80haの前浜干潟です。主に砂質で、干潟の原風景といわれるアシ原、塩生湿地、クロマツ林が連続する貴重な自然海岸が残っています。150万の港湾都市にこの干潟のエコトーンが残っているのは奇跡的ともいわれます。岩礁域や砂泥質、小河川など多様な環境が連なっているため環境学習には最適の環境となっています。
※前面海域254haが2003年に国指定鳥獣保護区に指定されています。

 和白干潟は「潮干狩り」によって“干潟と人”がまだつながっています。春の大潮の時には「潮干狩り」に福岡市内外から数千人が訪れます。
 和白地域は昔から「塩」づくりが盛んで万葉集にも詠われています。現在も明治初期の塩田の堤防跡が残っています。また1970年頃まで海苔養殖も盛んで、干潟全面に海苔ひびが立っていました。しかしこれらの「生業」も時代の変化とともに衰退し、海(干潟)から人が遠ざかってしまったことが、埋立てや開発を許してしまったことにつながります。
 和白干潟は市民の強い抵抗により埋立て計画から逃れることができましたが、周辺で人工島などの巨大な埋立てが相継ぎ、主要河川からの土砂供給が遮断され、潮流は弱くなり、永い時間をかけて干潟を形成してきた“つながり”はほとんど失われてしまいました。
 現在、和白干潟は、渡り鳥の激減(特にシギ・チドリ類、海ガモ類)、底生生物の減少、アオサの大量発生などの課題に直面しています。

 代表的な生きものは、コメツキガニ、アシハラガニ、ハクセンシオマネキ、アサリ、ホソウミニナ、ハマシギ、ミヤコドリ、スズガモ、ツクシガモ、クロツラヘラサギ、ウラギク、ハマダイコン、ハマニンニク、アオサなど。

 漁業者の居ない干潟で、誰がどのように「賢明な利用」を実践するのか? 都市の中の干潟の“Wise Use”をあらためて考えることが求められています。