イベント情報

■大阪府

和亀保護の会

大正川カメ類調査

●日 時:2018年4月7日(土) 10:00~
●場 所:大正川阪急高架下周辺
●参加費:無料
●問い合わせ:TEL 080-6159-8414(西堀)
http://www.wagamehogonokai.sakura.ne.jp/

大正川

ゴム長を履いて川に入り、甲羅干しをしたり水に潜ったりしているカメを捕獲し、個体識別と測定をします。外来種は除きます。また並行して、川の清掃も行います。
和亀保護の会では、2004年から大正川でカメ類の調査と外来種駆除、清掃活動などを続け、在来のカメ類の保全活動を行っています。今回は通常の活動をオープンにして、興味のある方にカメの捕獲や測定を体験していただきます。罠で捕まえるのでなく、自分たちが水中の泥の中を手探りしたり、中洲の草をかき分けたりして探すので、この季節にカメたちがどんな生活をしているのか実感できます。個体識別しているカメが捕まれば、以前捕獲されたときからどれだけ成長しているか、どれだけ移動しているかなど知ることができます。そういったことから、在来のカメ類の健全な個体群維持のためにどんなことが必要か考えて欲しいと思います。


池干しで捕れたカメ

日光浴罠の投入


【団体紹介・湿地紹介】
和亀保護の会は在来のカメ類の保全を目的として、2004年に設立しました。おもな活動地は大阪府茨木市・摂津市を流れる大正川と兵庫県東播磨地域のため池です。
大正川は全長5.3kmの都市河川ですが、三面コンクリート張りを免れて中洲が発達し、比較的生き物が豊かな河川です。会では年間30回程度、1回に300mほどの区間で調査活動と外来種駆除・清掃活動を行っています。ときには地元の小学校の総合学習のお手伝いをしたり、同じ場所で活動する他団体と合同でイベントに参加したりもしています。

兵庫県の東播磨はため池が多い地域で、会では加古川市の寺田池・峠池・辻堂池を中心に、さまざまなため池でアカミミガメ防除と調査活動を行っています。春から夏にかけてはかご罠や日光浴罠を使ってカメを捕獲します。秋から冬にかけてはあちこちで水利組合やため池協議会主催の「池干し」が行われますので、それらに参加して近年生息域を拡大しているアカミミガメの防除を行なっています。ため池の形状によって上手くいかないこともありますが、水が抜かれたため池の泥の中で越冬しているカメは逃げられませんので、とても効率的にアカミミガメ防除ができます。

東播磨地域ではとくに地元の人びとや学校・行政との協働で活動を行なっていますが、東播磨県民局には「水辺地域づくり課」というのがあり、土地改良事務所などとともに、ため池に関わる問題解決に非常に熱心に取り組んでおられます。私たちがほかの地域に先んじてアカミミガメ防除をスムーズに行えるようになったのも、行政が各ため池協議会との橋渡しをしてくださったお蔭だと思っています。またアカミミガメを効率的に捕獲するために提案した日光浴罠の作成と実験を協議会に呼び掛け、さらにマニュアル化してくださったので、いまでは東播磨のあちこちのため池で日光浴罠が浮かぶようになりました。頼もしい行政をバックに、地域の方々と「いいため池にしたい」という思いを共有しながら行う活動は大変楽しく、手ごたえを感じるものとなっています。