吉野川河口の干潟では、シオマネキやトビハゼなど各地の干潟で姿を消しつつある希少種があたりまえに観察できます。特に住吉干潟は吉野川河口のなかでは、一番のシオマネキの群生地であり、夏には、青い米粒サイズの稚ガニが間近で観察できる貴重な場所です。今、住吉干潟では、4月中旬の台風1号による大量の漂着ゴミが堆積して、干潟やヨシ原を脅かしています。このまま放置すると、腐ったゴミによって富栄養して干潟はヘドロ化したり、ヨシ原が消失したり、貧酸素によって、シオマネキたちの生息環境は危機的状況になります。干潟のクリーンアップは、大量の堆積ごみを撤去して、シオマネキや様々な生きものたちの安全な生息場所を守る活動です。河口の生物多様性を保全する活動にご参加ください。