イベント情報
■沖縄県
浦添西海岸の未来を考える会
#浦添西海岸埋め立て反対
那覇軍港の移設問題は、まだ広く知られていません。浦添西海岸に遊びに来る人々も大半の人が、この海のど真ん中に軍港建設の予定があることを知りません。返還されて湾岸道路ができ、県都那覇市に隣接する海は、県民の憩いの場所として愛されて定着してきています。
南部に残された奇跡の海、浦添西海岸をこのままの形で子どもたちに手渡していきたい。
知ってもらう活動として、スタンディングを継続します。
【団体・湿地紹介】
那覇軍港のある那覇港に連なる浦添西海岸は、米軍基地の中にあったために環境汚染はありましたが開発の手が及ばず、奇跡的に残された手つかずの自然海岸です。立地条件の良い平坦な広大な土地が米軍に奪われて、県民は山に追いやられ、海を埋め立てて開発するしか発展の道はありませんでした。残念ながら、沖縄本島の特に南部はほとんどの海岸線が埋め立てられ人口の海岸になってしまっています。交通渋滞緩和の為にほんの少しづつが返還されて戻ってきたのが浦添西海岸です。残念ながら一部埋め立てられましたが、湾岸道路が通り、周辺が整備されて商業施設ができて、県民の賑わいの場所となり、朝夕には通勤する人々が美しい海に、美しい夕日に癒され、日々の疲れを癒す県民のオアシスとなって愛されています。沖まで広がるイノー(リーフ)には、希少な生き物や海草藻類が生息し、イノーの先には珊瑚のお花畑が広がっています。海水温の上昇で一時は危機的状態でしたが、海の豊かな回復力が発揮されて珊瑚もよみがえっています。橋のたもとではモズクの収穫もでき、最近では渡り鳥の飛来も確認されています。
1974年日米両政府は、県内移設条件付きで那覇軍港の返還を合意し、1995年に移設先を浦添西海岸と決定しています。世界の安全保障環境の変化で目まぐるしく大軍拡が進んでいます。1974年の方針の見直しは必要ないのか? 米軍関係者も疑問視する移設問題をこのまま進めて良いのか。
県民が取り戻した、奇跡の海・浦添西海岸を守りたいの声を広げていきます。