参加団体紹介

川南湿原を守る会

●主な活動地域:宮崎県
●主な活動場所:湿原

希少植物の芽吹きを願う

 川南湿原は、川南町の中央部に広がる湿原です。標高50m前後、面積は約33,000㎡で、新橋溜池から東に植物群落が広がります。1974(昭和49)年に国指定天然記念物に指定されており、植物の種類は78科298分類で、そのうち約50種類が希少植物です。全国でもこの湿原でしか見ることのできない希少種が多く生息しており、一般来場者のほか、多くの専門家も訪れています。
 川南湿原は、希少植物保護のために1995(平成7)年度から調査を開始しました。2003(平成15)年度から本格的に整備工事を進め、2010(平成22)年度に整備が完了しました。湿原が一般公開されてからは、ボランティア団体「川南湿原を守る会」が園内の監視、案内、環境整備、植物の保護活動などに取り組んでいます。
 川南湿原を守る会は、年間を通じて活動しており、開園期間中には、草刈作業や園内の監視、閉園期間には、園内の一斉草刈作業、草出し作業、火入れなど植物の保全及び新たな植物の芽吹きに向けて活動しています。長年にわたる活動により、希少種の生息範囲、生息数が増加するなど地道な努力が実を結んでいます。
湿地のグリーンウェイブ2022登録イベント
第7回トンボ観察会 7月31日
ウェブサイト
https://www.town.kawaminami.miyazaki.jp/soshiki/12/1507.html
連絡先
Eメール sports☆town.kawaminami.miyazaki.jp(☆印は@に置換)
TEL 0983-27-8020