イベント報告

GREEN WAVE from AOYAMA

●主 催:環境パートナーシップ会議
●開催日:2011年5月22日(日)12時~13時
●場 所:国連大学中庭 地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)入口
●協 力:ラムサール・ネットワーク日本、旧CBD市民ネットたねの部会、LaNa
●参加者:30名

 5月22日、生物多様性の日のグリーンウエィブキャンペーン参加企画として開催しました。GEOCでの田植えと緑のカーテンは今年で3年目です。一昨年は甲虫の類が数匹、昨年はアマガエルが一匹観察できました。今年は全体的に緑の量が増えるので多様性も増すことでしょう。
 3月の東日本大震災とその後の原発事故などの影響で、米の収穫や電力不足が心配されています。都会の真ん中にある青山での田んぼ、みどりのカーテンづくりは実験的なものに過ぎませんが、来館された人々から地域へと広がっていくことを期待しています。
 当日は昨年の生物多様性条約COP10で、CBD市民ネットとして活動したメンバーなどがそれぞれCOP10後の持続可能な地域づくりのための活動を紹介、「海と田んぼからのグリーン復興宣言」が発表されました。
 その後、参加者一人一人がイネ・ゴーヤ・アサガオなどの苗を植えていきました。
 参加した人の感想「GEOCに来て緑の手入れをする楽しみができた」「たったこれだけ?!」
-GEOCでは引き続きたねをプレゼントしています。節電の為にも、みなさんの自宅に緑のカーテンを-



同時開催:

「食べることで被災地を応援しよう」
-ファーマーズマーケットでの被災地支援販売


●日 時:5月22日(日)10時~15時
●主 催:エコ食品健究会、福島の野菜を食べる会、ラムサール・ネットワーク日本
●協 力:GEOC、ファーマーズマーケット

 国連大学前のファーマーズマーケットでは、東日本大震災の被災地支援のための連合販売会を実施、福島の野菜や宮城のふゆみず田んぼ米、栃木の有機農産物等を販売しました。
 4月30日にGEOCで開催された大震災の緊急報告会で初めて実施、今回が2回目になります。
 午後には夕立のような大雨となりましたが、福野菜は大雨の直前に完売、生物多様性を大切にする農法でつくられたふゆみず田んぼ米や黒米なども好評でした。
 福野菜プロジェクトには30人以上のボランティアが協力し、人と人のつながりが大切であることがわかりました。
 今後とも、共同によって、被災地の復興に協力していきたいと思います。みなさんもファーマーズマーケットで私たちを見かけたら、どうぞご協力ください。