イベント報告

　かわごえ里山イニシアチブでは、6月10日（土）に、約60名の参加を得て、「CO江戸かわごえ初雁の里」の田んぼで田植えを行いました。初雁の里田んぼは、川越の市の鳥である雁を呼び戻せる事のできる環境を目指し、無農薬・無化学肥料でお米やマコモの栽培を行っており、会員制でみんなで小さな子ども達にも安心して食べさせることのできるお米を作っています。
　田植えは、今年は入間川の渇水で開催が危ぶまれましたが、農園主の必死の用水路からの引水作戦でかろうじて行うことが出来ました。
　田植えイベントでは、子供達は一足早い生きもの探しに夢中です。田んぼに入るのが始めてという子供達が多く、おそるおそる田んぼに足を踏み入れますが、しばらくすると慣れてきて皆ワイワイと楽しそうに苗を植えていきます。普段は泥だらけになれる機会がないだけに貴重な体験です。昔ながらのこのような田植え体験は、子供たちの楽しい思い出の一コマを作りだすことでしょう。これからも環境豊かな田んぼがいつまでも残るようにかわごえ里山イニシアチブは活動していきます。
　午後からは、会場を公民館に移して「有機稲作ポイント研修」を行いました。
　研修は、これまで民間稲作研究所から何年かにわたり学んできた無農薬農法や実地研修を振り返りながら総復習を行いました。CO江戸かわごえ初雁の里田んぼからこの農法が普及していくことを願いつつ研修を終えました。

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