イベント報告

たんぼの学校「生きもの観察」

●主 催:NPO法人 小田原食とみどり
●実施日:2017年7月9日(日)9:15~14:30
●場 所:たんぼの学校初級たんぼ 小田原市上曽我
●参加者:12家族36名参加(内訳:大人20名、小学生10名、未就学児6名)

たんぼの学校の活動(除草)と同時開催
【内容】
(1)生き物観察会が定点観測を開始してから10回め、講師は林鷹央氏。朝のレクチャーで工程説明とともに自作の歌「腸内フローラ」で大歌唱したんぼに向かう。たんぼまでの道すがら出会ったいきものと珍しい植物を観察。
(2)ラインセンサス調査。たんぼの草とり。
(3)会場に戻り、2名の講師(生きもの:林氏、植物:田畑氏)による講義のあと各班ごとに生きものを希少価値により点数化。集計、発表。点数化したものを環境指標として講師から環境評価。採集した植物を展示し観察した。
(4)調査結果
 2013年24点→2014年36点(加点後56点)→2015年33点(加点後約40点)→2016年31点。
 A班27点B班29点C班23点→2017年A群の発見はなし、B群コオイムシ、C群はアマガエルなど十数種が発見された。点数集計は行われず環境順位は昨年と同じということだった。
 参加者には有機栽培であっても周りの影響を受けていることを知る良いきっかけとなった。
 環境ランクは昨年並みだったが、近所の田んぼで外来生物のスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)が大発生しており、初級たんぼへ侵入する可能性があるため、次年度に向けて注意深く田んぼ管理をしていきたい。

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