イベント報告

　中池見人と自然のふれあいの里では、毎月第2日曜日に定例の自然観察会を開催しています。今回のテーマは、「見つけた春を素敵に撮ろう！」。講師に二科会写真部会員の松永節夫さんをお招きし、美しい新緑と春の花咲く中池見を魅力的に撮影するコツを学びました。
　連休中には一面咲き誇っていたサワオグルマやタンポポなどもピークを過ぎ、ちょうど見頃となっていたカキツバタを中心に撮影。カキツバタにぐっと近寄って撮ったり、水路沿いの道や花を見る人を入れ込んで撮る時の構図など、アドバイスをもらいながら撮影していきました。
　また林縁部ではツクバネウツギやタンポポの綿毛など、小さいものや地面に近いものなどにもトライ。ともすると、記録写真的になってしまいがちな対象物を、できるだけ近づいて大きく切りとることで違った見え方がすることを学びました。参加者のみなさんもどんどん前のめりに、後には地面に身を伏せて撮るという熱心さ。松永さんから、狙ったイメージをあきらめずに粘って狙い続けることが大切と教わりました。
　センターにて各々の撮った画像を皆さんで見ながら、松永さんからアドバイスをいただくなどして、和気あいあいと楽しい撮影＆観察会は終了となりました。

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