イベント報告

えこりん村の夏休み!

●主 催:株式会社アレフ(えこりん村)
●実施日:2018年7月21日(土)~8月19日(日)
●場 所:えこりん村 銀河庭園 ふゆみずたんぼ(北海道恵庭市)
●参加者:844名


北海道では外来種のトノサマガエル。えこりん村では爆発的な増加で在来のカエルが激減した

 えこりん村「ふゆみずたんぼ」は殺虫剤などの農薬は使用せず、湛水期間の延長や広大なビオトープ兼ため池の維持など自然の生きものが暮らしやすいお米作りを行っています。水田や水辺の生きものの豊かさを多くのお客様に体験いただくため、夏休み期間を利用して①外来種のカエル駆除イベントと②生きもの調査イベントを開催しました。①は今年で開催が5年目を迎える人気イベントで、北海道の指定外来種である「トノサマガエル」の駆除体験を通して、外来種問題や生物多様性の周知を行っています。この体験は昨年12月に第1回「未来へつなぐ!北国のいきもの守りたい賞」企業部門を受賞しています。これまでの駆除の成果と6~7月にかけての低温で今年のトノサマガエルは少なくなっていましたが、捕獲数は2,487匹*1にのぼりました。捕獲されたカエルは冷凍し、魚や爬虫類の公共の飼育展示施設等で餌として活用されています。②は親子で水田や水辺の水生生物を捕まえて観察する体験です。小型のゲンゴロウ等の水生甲虫やミズカマリキなどの水生カメムシ、多様なヤゴやヒル、貝類など普段目にすることができない多くの生きものを観察でき、参加者の多くが生きものの豊かさに驚いていました。コオイムシ*2やゲンゴロウの幼虫*3などの絶滅が危惧されている生きものも多く見つかりました。

*1 カエルはオタマジャクシ、幼体を含めます
*2 準絶滅危惧種。環境省レッドリスト2018
*3 絶滅危惧種II類。環境省レッドリスト2018


水田と隣接するビオトープ兼ため池での生きもの捕獲の様子


調査では個々が捕まえた生きものをバットで観察