イベント報告

曽根干潟のカブトガニ産卵観察会

●主 催:日本カブトガニを守る会福岡支部
●実施日:2019年7月7日(日)11:00~12:45
●場 所:曽根干潟カブトガニ自慢館(北九州市小倉南区曽根新田南4-1)
     ~貫川河口右岸(北九州市小倉南区曽根新田)
●参加者:39名

 今年は初めて新聞各紙が行事・イベント紹介で取り上げ掲載されたので、参加者が過去最高の人数となりました。前日のいのちの旅博物館のジオハイキングに続いて2日連続の行事で、スタッフは5名でしたが、参加の事前申し込み不要としていたため、当日にならなければ参加者がつかめず、受付や潮待ち時間の自慢館での説明等で、参加者には少し待ち時間が長くなってしまいました。
 開会あいさつ(守る会の活動、スケジュールの説明)の後、曽根干潟のカブトガニの現状説明を行ったが、小さな子どもにとっては少し話が長くなってしまいました。その後潮待ちを兼ねて、自慢館で生きたカブトガニを観察しながら、形態や生態について学んでもらいましたが、人数が多く小さな施設なので2グループに分けて行いました。1回の説明を10分程度に設定しましたが、外で待つのが特に子どもたちにとっては長く感じたようで、最初のグループは終わったら先に海岸の方に別のスタッフに誘導してもらいました。安全上の配慮はするものの、事故等については自己責任を了解の上参加していただきましたが、保険の適用や、小さい子ども、足の不自由な高齢者への対応などは今後考えていく必要があると改めて感じました。
 基本、土日の開催で、潮の条件を見て開催日時を決めていますが、今回も必ずしも最上の条件ではありませんでしたが、梅雨半ばでありながら天候にも恵まれ、産卵つがいも5つがいを、自然の状態で見ていただくことができました。また、産卵場所を探すうちに岩に挟まって動けなくなったつがいを救助する場面も見ていただく場面がありました。
 終了後に協力していただいたアンケート等にも、少なからず感動を与え満足していただけたことが表れていて、良かったと思います。
 観察会の終了後も、守る会顧問と一緒に、一組の親子、福岡市からの参加者4名で2組のつがいが沖に帰るまでさらに30分以上観察を続けたそうです。この親子は15日海の日の清掃活動にも参加してくれました。福岡市や宗像市、行橋市など遠方からの参加者が複数いた事、15日の清掃活動にこの観察会の参加者の内4名の方が駆けつけて下さった事は、啓発活動の成果として関心の広がりや深まりを感じうれしく思います。継続は力で、もっと市民にアピールをしていく機会として観察会の充実を図っていきたいと思います。