イベント報告

湿地のグリーンウェイブ2021 ─渡良瀬遊水地自然観察会&湿地保全作戦─

●主 催:特定非営利活動法人 わたらせ未来基金
●共 催:ラムサール湿地ネットわたらせ、渡良瀬遊水池を守る利根川流域住民協議会、
     日本野鳥の会栃木県支部
●実施日:2021年5月9日(日)9:00〜15:00
●場 所:渡良瀬遊水地
     栃木市藤岡町藤岡1788番地 栃木市藤岡遊水池会館 集合
●参加者:24人

午前は、自然観察会を行い、午後は、外来植物の除去を行った。

【午前】(9:00〜11:30)参加者:24人

遊水地会館に集合して開会式を行った後、第1調節池の谷中村史跡保全ゾーンに移動して、野鳥班、昆虫班、植物班に分かれて自然観察会を行った。

野鳥班
谷中湖岸からヨシ原を巡り、渡り鳥のキアシシギやオオヨシキリを主に観察した。
参加者の感想:ヨシにとまりさえずる鳥の声を十分に楽しめた。

植物班
ヨシとオギの違い、トネハナヤスリ、チョウジソウ、エキサイゼリ、マイヅルテンナンショウなどを観察した。ヨシ刈りやヨシ焼きと植物の関係について学んだ。

昆虫班
外来種除去作戦で対象としているセイタカアワダチソウを餌にする昆虫がいる事に驚いた。いつもながら大川先生の造詣の深さには驚かされた。養老孟司先生と渡良瀬遊水地の繋がり等教えていただいた。

【午後】(13:00〜15:00)参加者:20人
谷中村史跡保全ゾーンに集合して、第2調節池の環境学習フィールド4に移動して、在来植物の保全と、コウノトリの採餌環境の整備のために、セイタカアワダチソウの抜き取りを行った。

【感染予防対策】
①参加人数を制限した。
②検温、手指の消毒、マスク着用を徹底した。
③司会と講師は、拡声器(パワギガ)を使用した。
④移動の時には、三密を避けるために、車の乗りあわせはせずに、個人や家族での移動を徹底した。
⑤集合時には間隔を十分に取った。



●参加団体紹介ページ:特定非営利活動法人 わたらせ未来基金