イベント報告

中池見湿地ラムサール条約登録10周年記念シンポジウム
湿地保全と地域の暮らし~気候変動の未来を考える~

●主 催:NPO法人 中池見ねっと
●共 催:中池見湿地ラムサール条約登録10周年記念事業実行委員会
●実施日:2022年7月31日(日)13:00~16:00
●場 所:敦賀市東郷公民館1Fホール(福井県敦賀市井川33-12)
     オンライン(ZOOMミーティング)
●参加者:91名

 7/31(日)、中池見湿地がラムサール条約登録10周年を迎えることを記念し、「湿地保全と地域の暮らし~気候変動の未来を考える~」と題した、シンポジウムを敦賀市東郷公民館にてオンラインも併用して開催しました。
 プログラム前半は、村上 哲生氏(元中部大学教授)、高田 雅之氏(法政大学人間環境学部教授)、西廣 淳氏(国立環境研究所気候変動適応センター)より、中池見湿地の特に水環境に関する現状や湿地を地域の自然資源として守ることで地域の元気につなげている事例、また気候変動対策として湿地の保全再生を進めることの有効性など、ご講演いただきました。
 後半のパネルディスカッションには、地元東郷地区にある公民館館長の寺腰聡氏、市内で活動されている地域おこし協力隊の西山綾加氏、中池見ねっとの藤野勇馬に前半の講師を交え、自然保護の在り方や自然観について、世代間の違いをどう共有し、認め、繋げていくかという、自然保護に限らず地域文化にも通じる議論となりました。
 会場内では、中池見湿地に関するパネルも展示しました。

パネルディスカッション


会場の様子

●参加団体紹介ページ:NPO法人 中池見ねっと
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